子供がピアノを上達するために大切なこと
子供がいつまでピアノを続けた方がいいのか
子供がピアノを続けていく中で悩みの原因になってくるのは、いつまで子供にピアノを習わせるのか、というところでしょう。
もちろん、ピアノが好きでずっと習っていく子供も多くいます。
ですが、保護者から見ていて、練習をやらない、やる気がないように見える、ということもよくあることです。
その子供の姿を見ていると、いつまでピアノを習わせればいいのか、と考えてしまいます。
〇まずは子供の様子を長期間観察する
子供のピアノの習い事をいつやめさせるのかについては、少し長い期間子供の様子を観察してから決めていくのがいいと考えています。
というのも、保護者から見てやる気がないように見えても、実はピアノを弾くことが好きだったり、ピアノの練習が子供の息抜きになっていることはよくあります。
ただ、保護者からみると、やる気がないように見えてしまうので、「そんなことならお金が無駄になるからやめさせよう」と思ってしまいがちです。
また、大人がそうであるように、子供もいつもやる気に満ち溢れているわけではありません。
学校で疲れてきたり、何か悩みがあったり、ピアノに集中出来ない環境や精神状態になっていることもよくあります。
その時の様子が、保護者にはやる気がないように映ってしまうことがあります。
〇ピアノをやめるタイミング
ピアノをやめるタイミングは、子供がやめたいと自分から話してきた時がやめる時だと考えておくといいです。
それ以外の時は、様子を見ておく、というのが保護者の対応としては良さそうです。
子供は、嫌々やっているように見えても、本当に嫌な時というのは全く練習をしなくなります。
そして、何よりもピアノ教室に行きたくない、と言葉にして保護者に伝え始めます。
この時は、無理にピアノ教室を続けさせてしまうとピアノ自体を嫌いになってしまう可能性があるので、ピアノから離して上げることが大切です。
ピアノを続けたくないと子供が言い始めた時にピアノから離れさせてあげることで、子供の中にはピアノという存在がそれほど嫌なものとして残らなくなります。
そうなれば、時間の経過とともに、またピアノを弾き始めたくなることが訪れるかもしれません。
大切なことは、子供自身がピアノを続けたいのかどうか、という子供自身の気持ちです。
保護者は、その子供の気持ちに寄り添ってピアノを続けるかどうかを決めていくようにしましょう。